ABOUT HUMARIZINE
人間的である、ということへの追求から社会を拓く
あらゆるイデオロギーが交錯し、分断が分断を呼ぶ時代になった。私たちはそのような複雑な世の中を仲間と共にサバイブするために、共同体としてHUMARIZINEを立ち上げた。そして、その活動を総集する一冊のZINE(自費出版誌)として『HUMARIZINE』を毎年制作している。HUMARIZINEはこの共同体とジンを包括する総称である。
人間的であるということは、
今ここにある自分が感じることから思考するというような身体性を持って、
外部から偶発性を生み、行為するということだと考える。
これは私たちが最も大事にする、「人間的である」ことの定義である。
他者の言説や社会を支配するルールなどを自分で再思考することの重要性。そして、その瞬間に自分で感じたことを持って、自分以外と協働することの重要性。最後に、頭の中で止まることなく行動することの重要性。私たちは、これら3つを追求する。
また、私たちはZINE制作だけにとどまらない活動として、作品制作やイベント開催などを行っている。これらを、私たちの仲間・領域〈ZONE〉を拡張する活動として、HUMARIZONEと呼ぶ。さらに、永続的に活動を動かしつづける熱・活気〈ZING〉をアーカイブするためのプラットフォームとして、HUMARIZINGを新たにつくった。
HUMARIZINEは、私たち自らの身体をもって社会の中で実践や構想を行い、ZINE/ZONE/ZINGを通して議論を展開し、これからの社会を拓いていく。